給与計算業務改善プロジェクト

株式会社ダイブ様は観光施設向け人材紹介サービスを展開し事業拡大に伴い給与管理業務の増加、特に月次の締め作業に多大な工数がかかる課題が顕在化している状況でした。 アドグローブは現場ヒアリングや課題分析を通じてDXを絡めた業務改善案の作成を支援。 支援内容は複数の開発ベンダーへの問合せ~業務特性にフィットするかの調査・分析・比較を行い最終的に一つのシステムに絞りこみ、提案しました。
- クライアント
- 株式会社ダイブ
- 担当工程
- ビジョン・目的設定
- 現状分析・課題特定
- 業務プロセス再構築(BPR)
- 技術・ツール選定
INTERVIEW
リゾートバイトの急成長を支えるシステム最適化の秘訣

事業開発グループ 加藤 達也様
Overview
全国のホテルや旅館に人材を派遣する「リゾートバイト ダイブ」。
観光地の繁閑に合わせた柔軟な人材供給で業界の課題解決に貢献していますが、その裏側では膨大な給与計算や事務作業の効率化が大きな課題となっていました。
今回、株式会社アドグローブ(以下、アドグローブ)とともに取り組んだ給与計算業務改善プロジェクトについて、株式会社ダイブの加藤様にお話を伺いました。「リゾートバイト ダイブ」のサービス内容と市場での立ち位置について教えてください
ダイブ加藤様
私たちは、全国のホテルや旅館に対して人材を派遣しています。
観光業は地域や季節によって繁閑の差が非常に激しいため、正社員や地元採用だけでは余剰人員を抱えてしまうリスクがあります。
その波に合わせて最適な人材をご紹介することで、各施設の運営をサポートしています。
派遣業界には大手も多く存在しますが、私たちは「観光業に特化」した非常にニッチな領域でビジネスを展開しており、一定の売上規模と存在感を持っていると自負しています。
今回のプロジェクト以前、どのような課題を抱えていたのでしょうか
ダイブ加藤様
最大の課題は、給与計算システムの処理スピードと、それに伴う現場スタッフの負担でした。
現在、稼働している派遣スタッフは常時4,000名を超えています。
これまでは、営業担当者が本来の営業活動の傍らで膨大な「締め作業」に時間を割かざるを得ない状況でした。
計算処理が遅いために作業が停滞し、1回30分ほどかかっていた処理もありました。
結果として、営業部全体で月間200時間以上もの時間がこの事務作業に費やされており、本来の営業活動を圧迫していたのです。
アドグローブ金子
抱えていた課題を伺い、パフォーマンスを最大化したい営業担当の方々にとって、システムが足かせになっていた状況を解決し、「営業効率の最適化を実現する」ことを業務改善の目的として進めさせていただきました。
なぜアドグローブをお選びいただいたのでしょうか

(写真:ダイブ加藤様)
ダイブ加藤様
以前、別プロジェクトの開発案件でやり取りを通じて、会社として安心してお任せできるという信頼関係があったことが大きいです。
私たちの業務は特殊なフローも多いため、ゼロから説明して理解してもらうのは非常に大変です。
アドグローブさんは過去の取引を通じて私たちの状況を理解してくれていましたし、「まるっとお任せ」しても問題ないという安心感がありました。
アドグローブ金子
ありがとうございます。開発実績に基づいた相互理解があったため、スムーズに進めることが出来ました。
「以前のやり取りを通じた安心感」と「御社の状況を理解しているメリット」が大きかったということですね。
プロジェクトでやり取りをする中で評価されたポイントはどこでしょうか
ダイブ加藤様
私たちの現場の課題をヒアリングし、実務に即した提案をしてくれた点です。
単なるシステムの置き換えではなく、約20社ものSaaS製品を比較検討し、その中から最適な組み合わせを提示してくれました。
特に、これまで30分かかっていた締め処理が数分に短縮されるという具体的な改善案は、非常にインパクトが大きかったです。
アドグローブ金子
通常業務を抱えている中で、リサーチを実施するのは困難と考えていました。
弊社で主要なSaaS製品のヒアリングと比較検討を実施させていただきましたので、その点を評価いただき非常にありがたいお話でした。
提案した内容で評価いただいたポイントはどこでしょうか
ダイブ加藤様
最大の成果は、先ほど挙げた月間200時間以上の工数削減の提案です。
1日8時間換算で約25日分、つまり営業スタッフ1人分以上のリソースが毎月新しく生まれる計算になります。
これにより、スタッフがより本来の業務である営業やフォローに集中できる環境が整うと考えています。
また、アドグローブさんが現場に入って実務を隣で見て、ヒアリングだけでは見えてこなかった「営業自身も気づいていない課題」まで洗い出してくれたことも収穫でした。
アドグローブ金子
ありがとうございます。
単なるご提案の提供ではなく現場のご意見を拝聴し「伴走型」の支援を心掛けていました。
今後の展望や、アドグローブへの期待をお聞かせください。

(写真:アドグローブ金子)
ダイブ加藤様
既存事業の改善は今回のプロジェクトで大きく前進しますが、今後はいくつかの新規事業も控えています。
新規事業はスピードが命です。
社内のリソースだけでは開発に時間がかかってしまう場合でも、アドグローブさんのようなパートナーに企画段階から入ってもらい、最小限の機能(MVP)を素早く形にして検証していくような協力体制を期待しています。

